巨大地震再来の暫定想定を行え
2020年五輪招致の意義とは

増子博樹(民主党)

防災
〔1〕マグニチュード8級地震の再来想定し国の長期評価見直しに先駆け暫定想定行い、防災への確固とした姿勢を示せ。〔2〕安全性に配慮し帰宅困難者一時待機施設を多く確保すべき。〔3〕大震災の事例から災害時要援護者支援策が実際機能するか把握、検証が必要。
総務局長 〔1〕専門的知見有する委員で都防災会議地震部会を開催し、被害想定見直しに着手。〔2〕国、自治体や経済団体等と帰宅困難者等対策協議会を発足。待機施設確保策を検討。
福祉保健局長 〔3〕震災の教訓踏まえ現状や取組を改めて把握し対策推進を働きかける。
環境・エネルギー政策
〔1〕都独自のエネルギー総合計画の策定が必要。知事の所見は。〔2〕地域分散型発電機導入の積極的推進を。〔3〕地域冷暖房施設の発電機能の導入に後押しを。
知事 〔1〕都に求められることは計画づくりでなく実効性ある具体策を早急に実行すること。独自取組を進め環境エネルギー政策を牽引。
環境局長 〔2〕分散型発電ワーキンググループを設置し既に具体的検討を開始。〔3〕エネルギー有効利用計画制度を活用し事業者との調整進め、地域エネルギー特性に応じた施設整備。
医療政策
〔1〕東京都がん手帳が全ての地域で活用され、より多くの地域医療機関の参画を確保するよう取り組め。〔2〕どの病院、どの医師でも緩和ケアが受けられるように取組強化を。〔3〕都がん対策推進計画の進捗状況に照らして計画等の見直し、強化拡充が必要では。
福祉保健局長 〔1〕がん診療連携拠点病院等で地域医療機関対象の説明会開催。医療機関等への活用マニュアルも作成。今後も連携強化。〔2〕これまで診療支援や研修実施。今年度は医療従事者・都民対象シンポジウム開催。〔3〕達成状況は着実に改善。引き続き施策実施し国の計画見直し踏まえ都のがん対策推進を検討。
犯罪被害者支援
〔1〕条例制定し被害者支援の充実進めよ。〔2〕性犯罪被害者ワンストップ支援センターを設置し総合的支援を行うべき。
知事 〔1〕被害者の切実な思いに応え具体的支援が必要。実効ある施策を現場で積み上げる。
総務局長 〔2〕国の検討状況等を見据え、被害者のニーズに応える支援に必要な検討を行う。
オリンピック招致
〔1〕2020年招致の意義は何か。〔2〕国際世論動かす理念掲げ、国内外に浸透させねばならない。所見は。〔3〕都負担費用が民間資金上回らぬようにすべき。招致活動経費・財源区分の所見を。〔4〕広告代理店1社体制は問題。契約改善をどう図るのか。〔5〕2016年招致活動借入金の今後の対応は。
知事 〔1〕開催という共通の夢に向かって進む国民の意思が必ず日本の再生の原動力になる。
スポ振局長 〔2〕スポーツの力を日本開催で感謝の念を持ち世界に示す。国やスポーツ界、経済界が一体で国内外に浸透を図る。〔3〕前回招致活動経費から半減も可能。招致委員会への都費負担なし。〔4〕分野ごと分割発注等、効率化や透明性確保図る。〔5〕理解を求めノウハウ等活用することで効率的・効果的執行に努め招致経費を確保しつつ借入金も返済できる。
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