平成23年第2回定例会の概要

 平成23年第2回定例会は、6月17日から7月1日までの15日間の会期で開催されました。

 初日は、4期目となった石原知事の所信表明が行われました。知事は、東日本大震災にあって東京から日本を立ち上がらせるために、被災地の復旧・復興を全面支援するとともに、都民や都内事業者を守り、高度防災都市を造形するとの決意を表明しました。また、東京発の環境・エネルギー戦略の展開や次代を担う若者を育てるための教育改革について述べ、さらに、オリンピック・パラリンピックの招致にも言及しました。

 6月23、24日には、各会派の17人により、防災対策などを中心に、都政全般に対する知事等への代表・一般質問が行われました。そして、24日の質問終了後、知事提出議案24件と議員提出議案1件が所管の常任委員会に付託されました。また、副知事の選任を含む人事案7件が同意議決されました。

 6月27日から29日までの間は、各常任委員会が開かれ、付託議案の審査等が活発に行われました。

 最終日の7月1日には、討論・採決等が行われ、「平成23年度東京都一般会計補正予算」等知事提出議案24件と議員提出議案「東京都省エネルギーの推進及びエネルギーの安定的な供給の確保に関する条例」が各委員会の報告のとおり議決されたほか、追加提出の知事提出議案1件と「被災者、被災地支援等に対する財政措置に関する意見書」等意見書5件が可決され、閉会となりました。

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