平成21年度各会計決算特別委員長報告(要旨)

委員長 佐藤広典(民主党)

 平成21年度各会計決算については、新公会計制度による財務諸表なども活用し、精力的な議論が行われました。

 各会計の決算状況は、一般会計が歳入6兆4170億円、歳出6兆3956億円となりました。

 また、17の特別会計の合計は、歳入4兆1535億円、歳出4兆599億円となりました。

 決算審査では、監理団体及び指定管理者制度など行財政運営、学校や都営住宅の耐震事業、無電柱化や都立公園の整備、防災都市づくり対策、太陽熱の利用拡大など地球温暖化対策、高齢者医療制度や保育所待機児童対策、がん対策や医師等の人材確保など福祉・保健医療対策、中小企業支援対策や若年者の就労支援対策、農業振興、教員の資質向上や私学助成など教育の充実、スポーツ祭東京2013、文化振興、多摩・島しょ振興など都政全般にわたり活発な議論が行われました。

 こうした質疑経過を踏まえ、12月2日に表決が行われました。

 一般会計及び特別会計のうち、都営住宅等事業会計、用地会計など4特別会計は賛成多数で、そのほかの13の特別会計については全会一致で、いずれも認定すべきものと決定しました。

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