東京都議会海外調査団の報告

 都議会は、市場事業、河川事業、医療・福祉施策を調査するため、平成22年11月4日から12日まで、服部ゆくお議員、山加 朱美議員、吉原修議員、鈴木 あきまさ議員の4名をフランス及びオランダに派遣しました。

 市場事業については、フランスのランジス市場とオランダのアールスメーア市場を調査しました。市場の競争力やハブ機能の強化、物流コストの削減、食の安全・安心のための対策など、参考にすべき点が多くありました。

 河川事業については、フランスのアヌシー市とオランダのアムステルダム市を調査しました。両都市からは、水辺の賑わい創出や花と緑の街づくり運動、係留施設や船着場の管理ルールなど、示唆に富んだ意見が伺えました。

 医療施策については、フランスの州保健庁やオランダの公立大学病院などを、福祉施策については、フランスのNPO団体やオランダの高齢者施設などを調査し、その取組状況や効果についてご教示を頂きました。

 今回の調査を踏まえ、都独自の改革ができるよう提言してまいります。