日本共産党東京都議会議員団幹事長 吉田信夫
新年にあたり、都民のみなさんの願いが大切にされ生かされる都政への転換のために全力をつくす決意です。いま就職難をはじめ、くらしと雇用はますます深刻です。それだけに国の責任とともに、都政が自治体本来の役割を発揮し、くらしと雇用を守るために手立てをつくすことが求められています。
たとえば、認可保育所や特養ホームの整備を抜本的に強めれば、待機児・者解消とともに、新たな雇用を創出し、地元建設業や商店をうるおし、経済効果は一石三鳥、四鳥です。
外環道路などへの巨額な税金投入や、知事の豪華海外出張などの浪費を見直し、五輪招致を理由にした積立金4千億円を活用すれば、都民施策を拡充することができるのです。
また、築地市場の汚染が深刻なガス工場跡地への移転強行は、「百年の悔い」を残すものです。食の安全こそ優先されるべきであり、現在地再整備をすすめましょう。
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