平成22年第3回定例会は、9月21日から10月7日まで17日間の会期で開催されました。
初日、石原知事は所信表明の中で、11月に東京で開催するアジア大都市ネットワーク21総会では、大都市が軸となりつつ各界各層が一段と強固に結びつく次なる一歩を踏み出すと述べました。また、羽田空港の新滑走路などの開業の機を捉え外国人旅行者の誘致を一段と強化するならば、日本経済が大いに活性化するとし、今後もシティセールスによる情報発信など、様々な施策を展開すると述べました。更に、東京から日本を変える不断の挑戦を一心に進める決意を表明しました。その後、名誉都民3人の選定同意が議決されました。
9月28、29日には、各会派の17人により都政全般に対する知事などへの代表・一般質問が行われました。29日の質問終了後、知事提出議案22件が所管の常任委員会に付託され、平成21年度の各会計歳入歳出決算と公営企業各会計決算の2件の決算は、それぞれ設置された特別委員会に付託されました。また、人事案9件が同意議決されました。
最終日の10月7日には、討論・採決などが行われ、知事提出議案22件が各委員会の報告のとおり議決されたほか、追加提案された人事案2件が同意議決されました。続いて、東京都中央卸売市場築地市場の移転・再整備に関する特別委員会の中間報告などが行われ、閉会となりました。
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