平成20年度各会計決算特別委員長報告(要旨)

委員長 大塚たかあき(民主党)

 平成20年度各会計決算については、新公会計制度による財務諸表なども活用し、精力的な議論が行われました。

 各会計の決算状況は、一般会計が歳入6兆7910億円、歳出6兆7501億円となりました。

 また、17の特別会計の合計は、歳入が4兆3335億円、歳出が4兆1994億円となりました。

 決算審査では、行財政運営、耐震化などの防災対策、地球温暖化対策、福祉・保健医療対策、新銀行東京の事業運営や中小企業支援、まちづくりへの取組、環境教育などの教育の充実、文化や観光の振興、オリンピック・パラリンピック招致活動など都政全般にわたり活発な議論が行われました。

 こうした質疑経過を踏まえ、12月3日に、各会派による意見表明の後、表決が行われました。

 一般会計については、可否同数となり、委員長が裁決し、認定しないことに決定いたしました。また、心身障害者扶養年金会計、用地会計など5特別会計は賛成多数で、そのほかの12の特別会計については全会一致で、いずれも認定することに決定いたしました。

 なお、不認定となりました一般会計には、少数意見の留保がありました。

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