新銀行東京からの早期撤退を
築地市場再整備検討機関の設置

大沢昇(民主党)

新銀行東京
(1)都議選の結果は追加出資への都民の怒りや疑問が大きく影響したもの。都民の審判について知事の見解は。(2)失敗の根本的な責任を明らかにする第三者機関設けよ。(3)知事は都議選の応援演説で第1四半期決算は黒字の見通しと発言。決算発表はこの1カ月後。早い段階で内容把握。いつ誰からどんな報告受けたのか。銀行法上、問題は。
知事 (1)結果は厳粛に受け止めるが、都政の限られた案件について審判が行われたと考えていない。(2)法的責任は司法の場で明らかになる。第三者機関は必要ない。(3)新銀行がしかるべき時期に大株主に見通しを示したものを速やかに伝えた。銀行法での問題ない。
築地市場問題
(1)現在地再整備の検討機関設置について知事の見解は。(2)公開討論会等、都民の声を幅広く聴く場を設けよ。(3)事業者に意向調査実施等、実態把握を。(4)調査した土壌のコアサンプルは廃棄せず保全と開示を。
知事 (1)現在地再整備実現は困難。技術会議が詳細に検証し安全性に不安ない土壌汚染対策を提言。対策実施し新市場整備進めていく。具体的代案あるなら早急に示して欲しい。
中央卸売市場長 (2)9月、豊洲地区の住民説明会で幅広く答えた。今後も広く都民対象に説明会を実施する。(3)意見交換等に加え個々の市場業者と面接し、要望などきめ細かい実態把握に努める。(4)分析結果等は既にウェブサイトで公開。保管は必要ないと考えるが、その取り扱いについて係争中のため一定期間保管する。
医療
(1)迅速な救急患者受け入れに、医療機関のネットワーク化、協力体制構築必要。(2)必要に応じ救急患者受入コーディネーターの増強を。(3)都民参加で医療体制構築、医療改革都民会議設置し共に考えよ。(4)がん難民なくすため、がん検診の受診率向上を。(5)患者とのコミュニケーション推進への取組は。(6)がん医療の均てん化を。(7)新型インフルエンザ大流行に備え入院医療体制の確保急務。
福祉保健局長 (1)地域救急会議設置。課題解決話し合い体制確保。(2)事業開始時に必要な体制確保。(3)施策検討は都民の参加得ている。(4)区市町村の取組支援し、検討会設置で効果的な取組検討。(5)正しい情報提供、心のケア含めた相談支援体制充実進める。(6)がん拠点病院等と地域医療機関との双方向で連携、医療水準の向上図る。(7)都内全病院に対応要請。現在、ICUや人工呼吸器の状況把握に努力。
住まい
雇用情勢が安定するまで、住宅ローン返済困難な都民に、無利子貸付等支援を。
福祉保健局長 公費の投入を行う考えない。
情報公開制度の閲覧手数料
廃止すべき。
生文スポ局長 制度本来の趣旨を高め、対処。
都職員の再就職
部課長級も氏名公表等を。
総務局長 透明性の一層の向上に取り組む。
新参与
選任した基準は。新銀行の助言か。
知事 経済財政分野の助言もらうため委嘱。新銀行の助言受けるが救済運営のためでない。

救急患者受入コーディネーター 医療機関の選定に時間を要している事案等について、地域間での受入医療機関の調整、一時受け入れ後の転送先の調整等を行う担当。東京消防庁司令室に常時配置。

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