都民第一に責任を担い
少子化対策に集中的な取組を

東京都議会自由民主党幹事長 川井 しげお

 我が党は先の都議選で議席を減少させる結果となりました。

 本来の都政における政策課題の判断や石原都政の実績評価ではなく、国政の乱れの影響を受けたとはいえ、ご支援いただいた都民の皆様には心からお詫び申し上げます。

 しかし、我が党は引き続き責任政党として残された二年の石原都政をしっかり支え、首都東京の更なる発展を目指し、都民の生命と暮らしを守っていくことを第一に新都議会に臨んでいくことには変わりはありません。

 一方、民主党が第一会派を占める事実は厳粛に受け止めなくてはなりません。それぞれの会派の責任が一層重くなったので、現実を直視した実のある議会審議が必要です。

 政策面では、第一に、昨年来四度にわたる補正予算を編成し、推進してきた経済・雇用対策を続行してまいります。

 第二に、緑豊かな世界一の環境都市を実現するため、国に先んじて実施してきた低炭素社会実現への取組を更に発展させていきます。

 第三に、先の定例会で我が党の提言を受けて知事が約束した少子化対策の緊急対策本部が既に設置されました。今後、施策の具体化に向けて集中的に取り組んでまいります。

 そのほか、高齢者が地域で安心して暮らせる社会や教育・文化・スポーツ振興など次代を担う若者が夢を持てる施策を進めます。そのためにも、行財政改革をさらに進め、都民から信頼される議会運営に努めてまいります。

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