都民の審判をふまえ
生活が第一の都政へ

都議会民主党幹事長 大沢昇

 先の都議会議員選挙において、民主党は約230万人の都民の皆様の支持を得て、54名の公認候補の当選を果たすことができました。都民の皆様の温かいご支援に、改めて厚く御礼申し上げます。

 今回の選挙で私たちは、新銀行東京、築地市場移転、医療再生など都政の重要課題を積極的に提起し、解決に向けた施策を訴えてきました。こうした私たちの訴えが、国政における麻生政権に対する失望と相まって、19議席増という結果を生みました。

 今回の選挙の結果、民主党は都議会第一党となり、永く続いてきた自民党・公明党両党による都議会過半数体制は崩れました。新銀行東京に対する再出資の議決のように自民党・公明党だけで無理を押し通すことはできなくなったのです。私たちは、都民の皆様に与えられたこの力をもって、施策の着実な実現に努めていきます。

 まず、最重要課題である新銀行東京、築地市場移転問題については、議会のなかに、この問題を集中的に審議する特別委員会を設置し、早期解決を図ります。

 医療・介護の不安をなくすために、そして、出産・子育て・教育の費用負担を減らし、格差固定社会を是正するために、国政における政権交代を成し遂げ、国政・都政を通じた抜本改革で着実に成果を上げていきます。

 中小企業融資、緊急雇用対策、職業訓練の拡大で働く場を守り、雇用につなげていきます。

 これらをより確実に実現するためには、私たちの力だけではなく、今後も、多くの都民の皆様の英知を結集することが必要です。都民の皆様のご理解とご協力をよろしくお願いします。

ページ先頭に戻る