くらし優先へ予算組み替え提案
都立小児3病院は存続せよ

清水ひで子(日本共産党)

 東京都が最重点に取り組むべきは、オリンピック招致ではなく、雇用とくらしを守り、福祉を充実することです。ところが、石原知事が提案した予算案は、都民が求め日本共産党が提案・要望してきた緊急の雇用・中小企業対策や福祉施策がある程度盛り込まれたものの、今日の深刻な事態に対応するものといえず、都の財政力から見てもきわめて不十分であり反対です。日本共産党が提案した予算組み替え案は1千億円のオリンピック基金や大型開発予算を削減し、75才以上の医療費無料化などの都民要望に活用するものです。

 八王子、清瀬、梅ケ丘の三つの都立小児病院は存続させるべきであり、廃案とするまで奮闘する決意を表明するものです。

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