責任政党として施策を構築し
東京の新しい未来を創る

自民党幹事長 高島 なおき

 今年はまさに東京の未来を決する年であります。都民の皆様の輝かしい明日に向け、躍進する年にしてまいります。

 我が党は、昨今の厳しい経済状況の中でも、都民の皆様が安心して生活できるように、引き続き万全の対策をとってまいります。昨年は、二度にわたる補正予算を組み、東京の活力を担う中小企業支援、悪化する雇用環境への対応や、生活が困難な方への緊急自立支援策などを展開してきました。また、周産期医療対策として、母子医療センター機能の確保などを通じ、地域で支える体制を構築するとともに、緊急に都立病院の医療体制の充実と医師確保対策を図りました。このように、新年度予算と併せ、果断に都民の皆様の生活を守ってまいります。

 また、東京の産業・生活を支える都市基盤の整備も重要な課題です。三環状道路の整備を進め、羽田空港の国際化実現にも取り組んでおります。東京港、横浜港、川崎港の三港連携により、国際競争力の高い東京を創造してまいります。

 今年10月には、2016年オリンピック開催都市が決定します。何としても東京への招致を実現し、次代を担う子供たちに夢と希望と感動を味わってもらいたいと思います。我が党は都政の責任政党として、今年も住みよい東京を作り上げるため全力でやりぬきます。夏には都議選が予定されています。未来につながる具体的な施策を提示し、それを確実に実行して、多くの都民の皆様の信頼をいただけるよう真摯(しんし)に頑張ってまいります。

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