平成20年第3回定例会

 平成20年第3回定例会は、9月18日から10月6日までの19日間の会期で開催されました。

 初日、オリンピック・パラリンピック招致特別委員会の北京市視察の報告の後、石原知事は所信表明の中で、日本でオリンピック・パラリンピックを開催する意義と魅力をアピールしながら、2016年の東京招致へ強い意欲を示しました。また、知事は、現下の都民が抱える不安を解消するため、四つの緊急対策として中小企業支援・雇用対策、太陽エネルギーの利用拡大、新型インフルエンザ対策及び小中学校などの耐震化対策に取り組むことなどの補正予算案を提案するとともに、悪徳商法撲滅などの消費者行政の充実や豪雨対策など、直面している主要課題に積極的に取り組むことを表明しました。その後、名誉都民2名の選定同意が議決されました。

 9月25日、26日には、議員19人により都政全般に対する知事などへの代表質問、一般質問が行われました。26日の質問終了後、知事提出議案48件と議員提出議案2件が常任委員会に付託され、平成19年度の各会計歳入歳出決算と公営企業各会計決算の2件の決算については、それぞれ設置された特別委員会に付託されました。また、教育委員会委員などの人事案2件が同意議決されました。

 最終日の10月6日には、追加提案された監査委員の人事案2件が同意議決されたほか、補正予算案など知事提出議案48件が可決されました。議員提出議案では「東京都政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例」や意見書5件が可決され、閉会となりました。

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