平成20年第2回定例会

 平成20年第2回定例会は、6月10日から25日までの16日間の会期で開催されました。

 初日、石原知事は所信表明の中で、東京が2016年オリンピック・パラリンピック大会の立候補都市として決定されたことを受け、「東京と日本の魅力を世界にアピールし、日本全体の招致機運を燃え上がらせていく」と招致に強い意欲を示しました。また、地球温暖化対策の必要性について言及し、東京から世界に先駆けて低炭素型都市を実現するため、大規模排出事業所にCO2削減義務を課すことなどの「環境確保条例」の改正を提案しました。さらに、都民の生命・健康を守るための食の安心・安全や医師不足の解消に取り組むことなどを表明しました。

 6月17日、18日には、各会派等の19人により都政全般に対する知事などへの代表質問、一般質問が行われました。18日の質問終了後、知事提出の議案28件が所管の各常任委員会に付託されたほか、教育委員会委員などの任命・選任の人事案4件が同意議決されました。

 最終日の6月25日には、討論・採決などが行われ、知事提出議案28件が各常任委員会の報告のとおり議決されました。また、議員提出議案の「地方公会計制度改革の推進に関する意見書」が可決され、閉会となりました。

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