総括質疑(要旨)3月11日

山下太郎(民主党)

Q 新銀行東京の知事のもろもろの責任に、トップダウンでの設立決定が入るか。
A 発案はしたが、合議の上での成案。
Q 知事は旧経営陣の責任とするが、旧経営陣は知事の経営方針に従っただけでは。
A 情勢の変化に対応し経営の舵を切るのは経営者の才覚。
Q 追加出資しないとどうなるのか。
A 20年度中に自己資本比率が銀行業務に必要な水準を下回る。
Q 400億円の根拠は。
A 自己資本維持に80億円、リスク対応に280億円。新規業務などのリスクの備えに40億円。
Q 預金保険法の破綻処理の場合の費用は。
A 都の負担は生じない。
Q 追加出資より制度融資の充実などが効率的では。
A 制度融資拡大も一定の限界。
Q 知事が危機意識を持つのが極めて遅い。
A より早期に指導すべきであった感は否めない。
Q 旧経営陣の刑事告発は。
A 専門家の意見踏まえ、十分に検討。
Q 旧経営陣の任命経過は。
A 役員候補者は最終的に知事了承。正式就任は株主総会などで決定。
Q 生活都市が織りなす、多摩自立都市圏の実現に向け、取り組め。
A 自立都市圏に発展させ、活力と魅力の多摩を創造する。
Q 八ツ場ダムは、水需要予測を最新データでやり直せ。
A その必要はない。
Q 救急医療の危機的状態改善のため公的機関による実態把握を。
A 救急医療対策協議会で検討し、早期に改善策講ずる。
Q 情報の背景を理解させるメディアリテラシー教育の実施へ知事見解は。
A 情報氾濫(はんらん)の克服は大人を含め子どもが本当の自分の感性・情念を持つこと。
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