日本の政治を変革し
安全・安心の都政を築く

民主党幹事長 田中 良

 今年は、総選挙で政治を転換させた年として、長く人々の記憶に残る年になるでしょう。

 昨年の参院選敗北を受けて、政府・自民党が行っているのは、全てが総選挙のため。昨年末に決めた、東京都の財布からお金を取り上げ、地方にばらまこうというのも全て総選挙のため。石原知事も、自民党の選挙のために3000億円を拠出することに同意してしまいました。こんなことがまかり通っていいはずがありません。早期に総選挙を行い、国民の審判を仰ぐべきです。

 一方、東京都では、「低所得者生活安定化プログラム」が具体化しつつあります。私たちが、これまで幾たびか求めてきたもので、一歩前進することになります。しかし、「現代の貧困」の本当の実態は誰も把握していないのが現実です。私たちは、改めて徹底的な調査を行い、実態に即したより有効な施策の展開に活かすよう求めていきます。

 深刻化する医師不足、とりわけ小児科医師、産科医師の不足に対しては、報酬改善とともに病院勤務医師の激務改善策が必要です。

 そして、安全・安心のまちづくりのために、耐震診断・耐震改修に対する各種補助・助成制度に十分な予算措置を求めるとともに、対象の拡大や意識啓発など、各種制度を都民が積極的に活用するように促すための仕組みづくり、環境づくりに努めて行きます。

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