福祉・保健予算が過去最高に
子ども医療費助成拡大を評価

長橋 桂一(公明党)

 平成19年度予算案は、安全・安心の確保、福祉・医療の充実、中小企業対策、環境問題、都市基盤整備など、必要な施策にバランスよく配分されており評価します。

 福祉保健分野では、予算額、率ともに過去最高となっており、公明党が強く要請してきた医療費助成制度を義務教育終了期まで拡大したことや、がん・感染症対策の強化充実を歓迎します。多重債務者へのサポート制度が創設されたことを評価します。少子高齢化対策のための副知事をトップとした会議体の立ち上げが明らかになりました。高齢者の社会参加促進のため、シルバーパス制度の継続と激変緩和措置を19年度も継続すべきです。

 中小企業支援は、「責任共有制度」により、懸念される貸し渋りや金利の上昇などに的確な対応が図られています。今後、中小企業への資金繰り支援、技術支援、人材育成などの一層充実を望みます。

 教育については、いじめ問題解決のための相談体制の充実や学校現場の支援などを評価します。今後、都立高校改革の推進と障害を持つ子どもの特別支援教育の充実、不登校対策の強化を要望します。

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