都政を変え、東京を変えて
生活を元気に

民主党幹事長 田中 良

 本年は、東京都知事選挙の年であります。

 石原知事は、昨年12月の都議会本会議で、自民党の要請に応えて、三度目の都知事選挙に出馬することを表明しました。

 石原知事の一期目の業績には一定の評価をしていますが、二期目にはこれといったものはありません。既に政策上の目標を見失い、掲げるのはオリンピック関連ばかりになっています。一方では、海外出張による自身の税金の無駄遣いや税金による身内の過保護を指摘されるような状況にもなっています。

 民主党は、こうした都政を変えるために、東京都知事選挙には独自候補を擁立することを決めています。都政を変え、東京を変える、これが私たちの第一の抱負です。

 トップダウンも時には必要ですが、それが身内を引き立てるためでは、権力の乱用です。私たちは、行政と都民、NPO、企業などとの多様な連携により、「知事の満足」ではない、「都民の満足」を追求していきます。少子化が言われていますが、普通の生活においても、子どもを産み育てるためにも、人と人とが信頼で結ばれる社会、一人一人がこの社会を信頼し安心して生活できることが必要です。信頼と安心の社会をつくる構造改革を進め、生活を元気に、これが私たちの第二の抱負です。

 都政においては、これまでの都政運営の中で生じた「負の遺産」を早く処理し、これからの人口減少・少子高齢化に備える体力が必要です。都政を元気に、これが私たちの第三の抱負です。今年も民主党は頑張ります。

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