2016年の東京の都市像は
臨海三セク破綻の原因と責任は

初鹿明博(民主党)

2016年東京の都市像
〔1〕ロンドン市訪問と政策協定の狙いは。〔2〕都市像の位置付けと基本的考え方は。〔3〕目指すべき将来の姿は。
知事 〔1〕両都市に共通の課題解決のための実務的な協力関係の構築と東京オリンピック招致の弾み。〔3〕成熟した東京ではあるが、環状線整備で致命的な欠点の交通事情を緩和する。都市はハードが整備されソフト面が充実する。
知事本局長 〔2〕都市戦略とし、東京を更に魅力的な都市につくり替えることを目指す。
オリンピック
〔1〕基本理念は十分か。〔2〕財政計画などは積極的に情報開示すべき。〔3〕多摩地域からの厳しい声への対応は。
知事 〔1〕世界にない先端技術を駆使した、今までにないオリンピックを実現する。〔3〕多摩地域には予選会場や練習会場などで協力願う。
東オリ本部長 〔2〕大会運営費は3千億円程度、施設整備費は5千億円程度、うち都負担は5百億円程度。今後とも情報開示を進める。
臨海副都心開発
〔1〕臨海三セク破綻の原因と責任は。〔2〕臨海三セク破綻の知事の責任は。〔3〕臨海三セク処理でビル事業を民間に売却するなど抜本的見直しを。〔4〕臨海地域の新たな将来ビジョンの策定を。〔5〕持ち株会社は、都の出資比率を可能な限り低め、民間の資金と経営ノウハウを導入して事業を進めるべき。
知事 〔2〕民事再生による経営再建は都民負担を伴うが、開発への更なる貢献が期待できる。
港湾局長 〔1〕早期に債務を圧縮し経営基盤強化のための十分な再建見通しのもとの民事再生申し立て。今後臨海三セクを活用し臨海開発を着実に推進することで都の責任を果たす。〔3〕民間売却は非現実的選択。〔4〕東京港の国際競争力の強化と臨海副都心のまちづくりの推進を目指す。〔5〕設立は来年早期を予定。出資比率などは法的手続きや会計などの面から専門的に検討し、設立目的達成に適した内容を実現。
交通安全対策
駐車違反の取り締まりでは福祉や中小企業の車両などに柔軟な対応を。
警視総監 施行に当たり都民生活への影響を勘案し駐車規制の見直しを行い、物流では貨物車の駐車禁止規制から除く路線を設けたり、パーキングメーターの大型化を推進。障害者手帳など交付者へは駐車禁止など除外標章を、訪問看護など使用車両には駐車許可証を交付。
ページ先頭に戻る