貧富格差拡大に都政が追い打ち
大型開発優先やめ福祉の拡充を

清水ひで子(日本共産党)

格差拡大
的外れとの知事発言は撤回を。
知事 格差が危機的なものとは思っていない。
経済給付的事業
老人福祉手当や老人医療費助成の廃止をしてきたが、所得の再配分機能を発揮できる事業を充実させるべきだ。
知事 ばらまき行政の時代に逆戻りとなる。
シルバーパス
住民税増税で課税されると一気に2万余円負担になる人が少なくないが。
福祉保健局長 17年度千円の人は据置措置。
医療制度改革
高齢者の窓口負担を倍増させるなど国民皆保険制度を土台から壊すもの。
知事 新しい時代に見合った変革の一環。
福祉施策
独自の上乗せや単独事業などを。
知事 福祉・健康都市東京ビジョンを策定。大都市東京にふさわしいサービス充実を図る。
高齢者対策
〔1〕ひとり暮らしが多い東京では思い切った施設整備を。〔2〕在宅高齢者のため訪問看護や在宅医療、夜間体制の拡充を。
福祉保健局長 〔1〕着実に進めている。〔2〕4月に夜間や深夜訪問看護、療養通所介護が導入。
投資
大型開発などを見直し、土木関係費の規模を現在の半分程度のバブル前水準に戻せ。
知事 都市基盤は依然として立ち遅れている。
中小企業施策
支援条例の制定を検討せよ。
知事 将来の産業施策の骨格となるビジョンの策定などに向けた検討に取り組んでいる。
少人数学級
都として踏み出すべきだ。
知事 一定規模必要との都教委の判断は妥当。
オリンピック招致
開発や財政の計画示せ。
知事本局長 開催概要計画書を鋭意検討中。
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