東京都議会友好代表団の報告

 木内 良明副議長を団長とする都議会友好代表団は、北京市人民代表大会常務委員会及びソウル特別市議会の招待を受け、平成17年11月13日から19日までの7日間、北京市、上海市及びソウル特別市を訪問しました。

 この訪問は、各都市との友好交流を一層推進するとともに、共通する都市問題などに関して、視察、意見交換を行うことを目的としたものです。

 2008年オリンピック開催に向けて都市基盤の整備が急ピッチで進んでいる北京市では、市人民代表大会常務委員会、市政府を表敬訪問するとともに、「鳥の巣」と呼ばれるオリンピックメイン会場の建設現場の視察や市都市計画展示館などを訪問し、北京市の都市計画について理解を深めました。

 2010年万博開催に向け、経済発展著しい上海市では、市人民代表大会常務委員会を表敬訪問するとともに、日中合弁企業の工場や市都市計画展示館を視察しました。

 ソウル特別市では、市議会と市政府を表敬訪問した後、道路で覆われていた川と橋を復元した清渓川(チョンゲチョン)復元事業が、訪問直前の平成17年10月に完成したことから、その現地を視察しました。

 7日間で3都市の訪問という短い日程でしたが、都市間相互の友好関係を推進するという目的を達成するとともに、3都市のありのままの姿を体感できるなど、実りの多い訪問となりました。

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