国の財源調整に戦略的対抗策を
耐震偽装は被害者救済を第一に

相川博(民主党)

平成18年度予算
〔1〕三位一体改革の内容と、それを評価する地方6団体への知事の評価は。〔2〕国の不合理な財源調整に対する都の戦略は。
知事 〔1〕数字合わせと地方への負担転嫁。日本全体の健全化のため徹底して議論すべきだった。〔2〕都議会などと協力し、徹底抗戦で臨む。
談合防止策
〔1〕指名停止期間を延長せよ。〔2〕物品・委託契約も予定価格を公表せよ。
知事 〔1〕措置強化の方針を決定し、具体策の検討を指示。〔2〕競争性確保のため公表しない。
オリンピック
基本構想策定に向け所見は。
知事 基本構想懇談会での検討結果を踏まえ、できるだけ早く議会にも示していく。
耐震偽装問題
〔1〕都の支援の基本的考え方は。〔2〕被害住民に都営住宅の家賃減免など経済的支援を。〔3〕国の指定確認検査機関に対する監督責任を追及せよ。〔4〕立ち入り検査の結果と対応は。〔5〕規制緩和の基本である事後チェック行政における罰則強化の考え方は。〔6〕神戸市のように、違反建築対策を強化せよ。〔7〕都内マンションの耐震強度再点検を早急に行え。〔8〕耐震性に関する専門相談窓口を設けよ。
知事 〔1〕都民の生命の安全確保を第一に、緊急措置で都民住宅などの活用や税減免を決定。
都市整備局長 〔2〕国や区市と協議し適切に対応。〔3〕国に制度改善を強く要望。〔4〕内容を精査中。法に抵触すれば厳正に処分。〔5〕行政処分の厳格化など国に強く要望。〔6〕総合的対策を推進してきた。今後も積極的に取り組む。〔7〕売り主などが社会的責任として行うのが望ましい。〔8〕都や区市などで窓口を設け対応している。
景観施策
今後の施策に向けた所見は。
知事 東京は町並みの統一感に欠け都市全体の景観への配慮がない。都心部の機能更新などを機会に景観重視の都市づくりの推進が肝要。
花粉症対策
対策への知事の意気込みは。
知事 国に対応を要請したほか広域的な取組を行う。時を移さず積極的に取り組む。
ページ先頭に戻る