平成17年第3回定例会

 平成17年第3回定例会は、平成17年9月20日から10月6日までの17日間の会期で開催されました。

 初日、石原知事は、所信表明の中で、10年後、20年後の東京の姿をしっかりと見据え、東京発の改革に全力で取り組むとした上、災害への万全の備え、都民の安全・安心の確保、都民生活の充実、東京の活力の向上など、東京が直面する課題への対応について言及しました。さらに、東京へのオリンピック招致の決意を表明し、都議会や都民・国民の協力を求めました。その後、名誉都民の選定3件が同意されたほか、議員提出議案の都道府県議会制度の充実強化に関する意見書1件が議決されました。

 9月27日、28日には、各会派等の19人により都政全般に対する知事などへの代表質問、一般質問が行われました。28日の質問終了後、知事提出の議案26件が上程され、条例案1件が委員会付託を省略して議決されたほか、23件の議案については所管の常任委員会に付託され、平成16年度の各会計歳入歳出決算と公営企業各会計決算との2件の決算についてはそれぞれ設置された特別委員会に付託されました。また、人事委員会委員の人事案1件が上程され、同意されました。

 最終日の10月6日には、討論・採決などが行われ、知事提出議案中、常任委員会に付託された23件が委員会の報告のとおり議決されたほか、議員提出議案では「私学振興に関する意見書」をはじめ3件の意見書が議決され、閉会となりました。

ページ先頭に戻る