住宅の耐震化・不燃化で減災を
少子化対策こそ国家百年の大計

森田安孝(公明党)

 平成17年度東京都一般会計予算ほか全議案に賛成し、日本共産党の予算組み替え動議に反対します。17年度予算は、都政の緊急課題である震災対策や治安の回復、福祉・医療の充実、産業力の強化などに重点的に予算配分しており、特に、福祉と保健の分野に占める構成比が過去最高となっていることを評価します。

 当面の緊急課題である震災対策については、減災効果を拡大するため、住宅の耐震化、不燃化推進のための助成が不可欠であり、早期に耐震助成制度の導入を図るべきです。

 少子化対策について、生活の基盤である住宅の確保、乳幼児医療費拡充などに全力で取り組むべきです。中小企業支援、介護予防の充実、女性専用車両の導入など積極的取組を求めます。

 都社会福祉事業団の学院については、百条委員会で問題と責任を明らかにし、議会の責任を果たしていきます。

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