都税収入大幅増、さらに努力を
都市再生を進め生活の質向上を

吉野 利明(自民党)

 平成17年度予算は、七年ぶりに臨時的財源対策を行うことなく、財政の体力回復にも積極的に取り組んだ姿勢が見られます。

 歳入は、都税収入が大幅増となる中、都独自に、これまでの固定資産税・都市計画税軽減の継続と併せ、新たに23区内の負担水準を引き下げる決定を評価します。

 歳出については、わが党が強く要望した幹線道路や公共交通網の整備、鉄道連続立体交差化など、都市再生を積極的に推進しています。

 中小企業施策では、制度融資の充実、ディーゼル車買い替え支援、「新・元気を出せ!商店街事業」の大幅な事業費増などを評価します。

 また、次世代育成支援緊急対策総合補助をはじめ、福祉と医療の一層の充実を求めます。

 なお、わが党の提案で、予算案中の社会福祉総合学院の運営を巡る疑義発言について真相究明するため百条委員会を設置しました。

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