平成17年第1回定例会

 平成17年第一回定例会は、平成17年2月23日から3月30日までの36日間の会期で開催されました。

 初日、石原知事は施政方針説明を行い、都はさらに踏み込んだ自己改革を行うとの決意を述べ、治安の回復と青少年の健全育成、産業力の強化、福祉・医療施策、教育改革と文化政策、環境問題、まちづくりなどに取り組むことを表明しました。

 これを受け、3月1、2、3日には各会派等31人による代表質問、一般質問が行われました。質問終了後、知事提出議案一四七件が上程され、予算特別委員会の設置と各委員会への議案付託がされ、人事案五件が提案どおり同意されました。

 9日には、知事提出議案のうち「平成16年度東京都一般会計補正予算」外一八件について原案どおり議決、人事案一件が同意されたほか、議員提出の条例一件が可決されました。

 11日から15日までは、予算特別委員会において予算の総括質疑が行われましたが、14日の総括質疑での副知事発言をめぐって急きょ16日に本会議が開かれ、地方自治法第百条などに基づく調査特別委員会が設置されました。

 25、28日には、各常任委員会からの調査報告を受け、予算特別委員会でしめくくり総括質疑と討論・採決が行われました。

 最終日の3月30日には、平成17年度東京都一般会計予算案をはじめ知事提出議案一二八件が原案どおり可決されました。なお、「東京都中央卸売市場条例の一部を改正する条例」には付帯決議が付されています。議員提出議案では、「抗がん剤治療の制約に対する緊急改善措置に関する意見書」などの意見書三件、決議二件が可決され、閉会しました。

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