東京経済の活性化が
一人一人の明日を切り拓く

民主党幹事長 名取憲彦

 回復傾向にあったわが国の景気は、昨年度横ばいとなったものの、国内の設備投資は堅調で、個人消費も緩やかに増加しています。

 しかし、大企業から中小企業へ、企業から個人への波及にはいまだ力が弱く、「人財」を育成し、中小企業の活力を高めていくことが求められています。

 産業界のニーズにこたえる「人財」を育成するとともに、ナノテク、アニメ・映像産業、環境ビジネス、コミュニティ・ビジネスなど、先端産業から生活関連産業まで、成長産業の振興に向けた支援体制を整備していきます。同時に、道路整備、物流対策などのコストダウン作戦を進めます。

 また、東京の治安はこれまでの取組により徐々に回復しつつありますが、今後一層治安対策を強化するとともに地域防犯ネットワークの構築を促進して、安全・安心のまちづくりを進めます。

 これまでの景気の低迷、治安の悪化は、青少年の非行を誘発し、フリーターを増加させ、障がい者の職場を奪ってきました。経済の活性化、治安の安定をベースに行政・学校・事業者が連携して青少年非行を抑制するとともに、就労促進による若者の自立支援、障がい者の雇用開拓、就労・社会参加を促進していきます。

 誰もが自らの可能性に挑戦し、自己実現の道を歩めるよう、今年も民主党は頑張ります。

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