石原知事は都政をゆがめている
日の丸・君が代の押し付け反対

大山 とも子(日本共産党)

年金制度
知事は国の社会保障が充実したことを経済給付的事業見直しの理由としたが、国会で強行採決された年金法は、今後都民の生活を充実させるものだと考えているのか。
知事 今回の年金制度改革は、多くの課題を先送りしている点で決して十分ではない。
補助金見直し
公立・私立保育園の都加算補助は現行どおり存続し、更に拡充すべき。
福祉局長 今後、児童福祉審議会の意見具申も踏まえ、様々な観点から検討していく。
都立施設
わずか五年間で百に及ぶ都立施設が無くなった。都民生活に必要な施設は積極的に増設、拡充を進めるべき。
知事 都の限られた資源を有効活用していくことが重要である。
都市づくり
(1)多国籍企業の利益第一主義の下で都民の福祉や生活環境をないがしろにしていることに痛みを感じないのか。(2)二酸化炭素排出量の削減の義務化を見送った環境審議会答申をそのまま受け取るのか、規制を強める方向こそ追求すべき。
知事 (1)富を生む経済活動を支えるために、必要な都市インフラを整備するのは当然。
環境局長 (2)答申内容は先駆的な制度だ。
日の丸・君が代
(1)都教委が通達した「実施指針」は政府の国会答弁からも学習指導要領からも逸脱している。撤回を。(2)子どもたちに教員の処分を振りかざして事実上起立・斉唱を強制し、生徒の良心の自由を踏みにじることはやめさせるべき。
知事 (2)都教委の方針は妥当なもの。
教育長 (1)不適切な実態があったために通達。
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