石原都政は都民の犠牲の上に
都市再生大型公共事業を温存

木村陽治(日本共産党)

都政運営
〔1〕国の施策と相まって都民生活は深刻だ。〔2〕低所得者に対する支援の強化が必要。〔3〕都の改革プランには強い批判の声が。
知事 〔1〕将来世代に信頼される社会保障制度に改革する必要がある。〔2〕ばらまき給付の見直しは既に理解を得たと確信。〔3〕現在進めている都政改革は都民の広範な支持を得ている。
保育行政
〔1〕私立への補助金削減を保護者に説明し意見聴取を。〔2〕職員の定着率の観点から経験年数に応じた加算は存続すべきだ。
福祉局長 〔1〕事業者と連携し情報提供の方法を検討。〔2〕補助の仕組みを再構築したものだ。
都立大学改革
教員の同意書や意思確認書を撤回し、都民参加で開かれた協議の場を。
大学管理本部長 新しい大学を設置する上で必要と判断した。撤回するつもりはない。
都市再生
〔1〕過去最高額の借金で財政再建なのか。〔2〕新銀行への投資をやめ他の施策に。〔3〕進まぬ自動車公害対策からもセンターコア内の巨大開発は見直しを。〔4〕六本木や汐留はごく一部の高額所得者のための都心居住では。
知事 〔1〕都債の発行は抑制。〔2〕限られた財源の中でこれしかないというものを盛り込んだ。
都市計画局長 〔3〕個々の開発による交通量の積み上げが純増となるものではない。〔4〕地域の特性に応じた多様な住宅が供給されている。
都営住宅政策
撤退路線を改めるべき。
住宅局長 新規建設中心からストックを重視の政策に転換。賃貸住宅市場の整備が重要だ。
三〇人学級
国の通知生かし踏み出すべき。
教育長 現行基準の中で少人数指導を拡充。
小学生医療費無料化
都として踏み出せ。
福祉局長 平成13年に就学前まで拡大した。
痴呆高齢者
新しいケアの仕組みづくりを。
福祉局長 包括補助の支援制度を既に用意。
商店街支援
区市町村の事業に包括補助を。
知事 都の施策を再構築し規模も拡大した。
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