平成16年第1回定例会

 平成16年第一回定例会は、平成16年2月25日から3月30日まで35日間の会期で開催されました。

 初日、石原知事は施政方針説明を行い、地方自治の新しい形を模索し、日本再浮上の道筋を切り開くと決意を述べ、都市再生、治安の回復、新銀行創設を含む産業の活性化、教育改革などに取り組むことを表明しました。また同日、東京都議会海外調査団の報告の後、議員提出の条例一件が可決されました。

 3月2、3、4日には、知事の施政方針を受けて、各会派等30人により、代表質問、一般質問が行われました。質問終了後、知事提出議案一五七件が上程され、予算特別委員会の設置・当初予算の付託や各常任委員会への議案付託が行われました。

 11日には、知事提出議案のうち「平成15年度東京都一般会計補正予算」外一四件について議決されました。また、議員提出議案は意見書一件が可決されました。

 12日から16日までは、予算特別委員会において当初予算の総括質疑が行われ、その後、各常任委員会からの予算調査報告書を受けて、25日にしめくくり総括質疑、26日に討論・採決が行われました。

 最終日の3月30日には、付帯決議を付した平成16年度東京都一般会計予算案をはじめ知事提出の議案一四二件が原案のとおり可決されました。議員提出議案では、「犯罪被害者の救済と被害回復制度などの拡充に関する意見書」など、条例一件、意見書四件、決議三件が可決され、閉会しました。

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