三位一体改革への今後の取組は
新銀行の民業圧迫を懸念する

青木英二(民主党)

地方分権
改革のあり方と今後の取組は。
知事 地方主権の確立が目的であり、今後とも地方税財源の充実強化を働きかけていく。
第二次財政再建推進プラン
〔1〕どのような姿勢で16年度予算編成に当たるのか。〔2〕プランの目標達成に向けてどのように取り組むか。
知事 〔1〕あらゆる工夫を凝らして財源を確保し、重点的な配分に努めることが基本的方針。
財務局長 〔2〕財政再建に全庁一丸で取り組む。
新銀行
〔1〕民業を圧迫するとの声もあるが。〔2〕税金の再投入も懸念されるが。〔3〕パリバ信託銀行を買収したメリットは。〔4〕現行の金融検査マニュアルで対応できるのか、見解を。
知事 〔1〕民業圧迫とならないよう十分配慮する。〔2〕税を再び投入することは考えていない。
出納長 〔3〕経営の透明性が高いことや設立理念の実現に支障がないことなどの理由による。〔4〕不十分な点は金融庁に改正を働きかける。
八ッ場ダム
〔1〕ダムの必要性への認識を伺う。〔2〕事業費の負担増への見解を。〔3〕事業から撤退した場合のメリットとデメリットは。〔4〕今議会に提案した理由について見解を伺う。
知事 〔1〕渇水に対する安全性の確保に不可欠。
都市計画局長 〔2〕計画から15年以上経過し、社会経済的要因もあり大幅に増加した。〔3〕撤退のメリットはない。撤退すると水源地との関係に多大な影響を及ぼす。〔4〕将来の水需要を見直し、事業費も検証を加え、国へ徹底したコスト削減を求めた上で今議会に付議した。
戸倉ダム
撤退を決断すべきだが見解を。
知事 参画を見直し、事業から撤退する方針。
都立大学改革
公立としての研究内容は様々な大学の状況なども踏まえて慎重に検討を。
知事 学生たちの協力も得て、旧来の学問分野にとらわれない研究が出来る、旧弊に陥ることのないダイナミックな大学にしたい。
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