平成15年第3回定例会

 平成15年第3回定例会は、平成15年9月18日から10月6日まで19日間の会期で開催されました。

 初日、石原知事は、東京が先んじて動くことで国を動かし、日本再生の端緒を切り開くとし、治安対策や東京の再生に向けた政策、都政の構造改革を進める決意を明らかにしました。最後に、銀行業に対する外形標準課税訴訟について銀行側と和解に向けた基本的合意が成立したことを述べて所信表明を締めくくりました。その後、名誉都民の選定に関する人事案が同意されました。

 9月25日、26日には、知事の所信表明を受けて、各会派17人により代表質問、一般質問が行われました。質問に先立ち25日には、銀行税訴訟の和解に関連した議案3件が追加提出されました。質問では、「公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為などの防止に関する条例」の改正案をはじめ都政全般の課題に対する知事の姿勢をただしました。

 26日の質問終了後、知事提出議案31件が上程され、各常任委員会に付託されました。また、東京都教育委員などの任命に関する人事案2件が同意されました。

 最終日の10月6日は、銀行税訴訟の和解関連議案や追加提出の東京都監査委員の人事案など知事提出議案32件が可決されました。一方、議員提出議案では「警視庁警察官の増員に関する意見書」をはじめ意見書4件が可決され、閉会しました。

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