平成15年第2回定例会

 平成15年第2回定例会は、平成15年6月24日から7月9日まで16日間の会期で開催されました。

 初日、石原知事は、二期目就任後初の所信表明を行い、植えた苗がしっかり根を張り、枝葉を広げるのを見極めつつ、東京から日本再生の活路を切り開いていく決意を明らかにしました。また、喫緊の課題として、「治安の回復」、「新銀行の設立」、「大気汚染の改善」を取り上げるとともに、政策の苗の育成として交通インフラの整備や、都政改革の取組として、第二次財政再建推進プランを策定することなどを表明しました。

 知事発言の後、新たに治安対策を担当する副知事と、5月の臨時会で継続審議となっていた副知事の選任について同意されました。また、条例案1件、意見書2件が可決されました。

7月1日、2日には、知事の所信表明を受けて、各会派17人により代表質問、一般質問が行われ、都政全般に対する知事の姿勢をただしました。質問終了後、知事提出議案35件が上程され、事件案1件が可決、34件が各委員会に付託されました。また、人事委員会委員の選任について同意されました。

 最終日の7月9日には、知事提出の「東京都安全・安心まちづくり条例」をはじめとする条例案・契約案など34件と、議員提出の意見書など8件が可決され、閉会しました。

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