海外調査団の報告

 都議会では、川井議員を団長として、鈴木(一光)議員、中屋議員、萩生田議員、串田議員、吉原議員の6名を平成14年11月16日から同25日までの10日間、ドイツ、フランス、モナコの各都市に派遣し、都政が直面している課題について海外諸都市の施策調査を実施しました。

 まず、ベルリンで、国家資格の専門技術を身に付けてマイスターの称号で活動する、ドイツの労働市場における「マイスター制度」について、各種手工業団体を管轄している商工会議所を訪れ調査しました。また、「外国人労働者問題」としての移民者の融合政策についても調査しました。

 次にパリでは、地域間の雇用の格差是正などの手段として実施されている「観光事業振興策」について調査したほか、「高齢者福祉」についても老人ホームを訪問して調査しました。

 最後に、モナコを代表する重要な観光資源であるとともに、同国の芸術、文化などの振興に大きな役割を果たしているモンテカルロの「カジノ」を視察しました。

 このほか、各都市において都政の課題について調査しましたが、この度の調査で得た成果は、今後の議会活動や都政の課題解決のために生かしてまいります。調査の詳細は、既に発行しております報告書をご参照いただければ幸いです。

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