暮らし・雇用・福祉に全力を
都市再生は環境と共生させよ

渡辺康信(日本共産党)

雇用・中小企業・福祉・医療など
不況に苦しむ都民生活を守るため全力を挙げよ。
知事 就任以来、都民生活向上を目指し職務に精励してきた。
医療費
サラリーマンの三割負担の実施凍結と高齢者の自己負担軽減を国に要求せよ。
知事 健康保険法など改正は、安定した医療保険制度維持のために適正負担を求めたもの。
福祉
石原都政の4年で最大の問題はマル福、老人福祉手当などを切り捨てたことだ。社会経済状況は悪化し、都民生活の危機は深刻化している。福祉から手を引くのではなく、都は責任を果たせ。
知事 経済給付的事業の見直しは利用者本位の福祉実現を目指す福祉改革として実施。既に都民の理解を得ている。
老人福祉手当廃止
廃止を再検討せよ。
福祉局長 再検討の考えはない。
三十人学級
一年生から実施に踏み出せ。それに必要な予算は31億円だ。
知事 学級編制基準は教育委員会が総合的に判断して定めており、これを尊重したい。
都市再生
〔1〕知事の都市再生論は大型開発を最優先するものだ。環境との共生や安心して暮らせる都市づくりこそ本来目指すものだ。〔2〕臨海副都心開発を都民参加で見直せ。
知事 〔1〕良好な都市開発は環境・中小企業・福祉対策にも良い影響を与える。人口増加に対応した都市機能の整備は必要であり、ご理解願いたい。〔2〕広域交通基盤の整備や魅力を生かした開発により、国民全体の財産になる。
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