平成15年第1回定例会

 平成15年第1回定例会は、2月5日から3月7日までの31日間の日程で開催されました。

 初日、石原知事の施政方針説明が行われ、15年度予算案の基本的考え方をはじめ、都市再生の推進、中小企業振興策の展開、治安対策の強化、防災機能の充実、教育改革、利用者の視点に立った福祉、医療改革など、都政を取りまく様々な課題への対応についての発言がありました。

 また同日、東京都外形標準課税条例無効確認など請求控訴事件の上告に関する事件案1件が可決されました。

 2月12、13、14日、知事の施政方針を受けて、各会派等の議員32人により代表質問、一般質問が行われ、都政全般にわたる課題について幅広い角度から議論が交わされました。質問終了後、知事提出議案一五二件が上程され、予算特別委員会の設置や各委員会への議案の付託が行われました。

 19日には、平成14年度関係議案が議決されました。

 翌20日から24日までは、予算特別委員会に論議の場を移して予算に関しての総括質疑が活発に展開されました。

 各常任委員会からの予算調査報告書を受けて、3月4、5日に予算特別委員会が開かれ、しめくくり総括質疑と討論及び採決が行われました。

 今定例会には知事提出議案は一五三件、議員提出議案は都議会議員の報酬の減額措置を継続する条例など5件が上程されました。最終日の3月7日には、平成15年度東京都一般会計予算案をはじめ残りの知事提出議案一三一件と議員提出議案4件が可決され、閉会しました。

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