東京都議会海外調査団の報告

 都議会では、平成14年10月15日から24日までの10日間の日程で、尾崎議員、藤川議員、大塚議員の3名をアメリカ合衆国のサンフランシスコ、ニューヨーク及びラスベガスの各都市に派遣し、都政の直面する課題について調査を実施しました。

 最初に訪問したサンフランシスコと次のニューヨークでは、大都市共通の課題である「都市の再開発及び国際都市のあり方」、「文化・芸術施設の運営」などについてピア39(都市再開発商業施設)、チェルシーピアーズ(都市再開発スポーツ施設)や、ダウンタウン住宅コンバージョン(都市再生施設)を訪れ、その現状と問題点について調査しました。

 また、サンフランシスコでは、世界のIT先進地・シリコンバレーを訪れ、「アメリカにおけるITの現状」などについて説明を聴取するとともに、先進的な事例を実地視察しました。

 テロ災害から1年余りたったニューヨークの街は、エネルギッシュに復興しつつありました。

 最後の地・ラスベガスでは、最近、東京でも話題になっている「カジノ」の実態と問題点について、現地運営会社から説明を受けた後、実状を細かに調査しました。

 この度の調査で得た成果を都政の政策課題の解決に生かしてまいりますが、詳細については別途発行する報告書をご覧いただければ幸いです。

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