施策の効果を都民に還元せよ
食品安全策に消費者の視点を

和田 宗春(民主党)

15年度予算
〔1〕知事自身の責任で執行する考えか。〔2〕投資効果の高い事業に財源を重点配分し、年度中でも柔軟に予算執行を。
知事 〔1〕就任後に植えた政策の苗を見届けるのは私の責任だ。〔2〕決算状況を踏まえた予算編成など、限りある財源を効果的に活用する。
食品安全
〔1〕消費者の納得を得てリスクの評価や管理を行うリスクコミュニケーションには、制度設計から消費者の参加が必要だ。〔2〕食品安全条例(仮称)ではリスク評価やトレーサビリティーについても根拠付けるべき。
健康局長 〔1〕関係者との対話を通じた対策を推進する。〔2〕条例は今後の基本的指針となるもの。課題は多いが早期制定に向け検討する。
江戸開府四百年事業
観光振興の視点から、都は積極的に事業推進を。見解を伺う。
知事 イベント企画は民間の豊かな発想に任せ、都の立場でそれを選択するのが好ましい。
障害者施策
施設入所から地域生活への移行を進め、生活を支える基盤の整備促進を。
福祉局長 「障害者地域生活支援緊急三か年プラン」を新たに策定し、特別助成を行う。
産業振興
〔1〕銀行が貸し渋りなどせず、地域経済に貢献する手法について考えを。〔2〕ベンチャーキャピタルファンドを活用し、更に東京の産業の活性化を図るべきだが。
知事 〔1〕銀行の指導は国の役割。都は都なりの策を講じ、金融面で企業をサポートしたい。
産業労働局長 〔2〕今後も資金調達の多様化を進め、中小企業支援に努める。
危機管理
〔1〕災害対策部門の改編後のイメージは。〔2〕都民の日常を守る警察官の増員を。
知事 〔1〕危機管理監の新設など、総合的な防災対策に対応出来る組織を作る。〔2〕業務の合理化を含め、出来る限り適切に措置していく。
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