平成14年第3回定例会

 平成14年第三回東京都議会定例会は9月18日から10月15日まで28日間開催されました。

 当初、会期は24日間でしたが、知事の訪米のため、4日間の会期延長が行われました。

 初日、知事は所信表明を行い、首都圏の交通基盤整備の重要性を訴え、とりわけ横田基地の軍民共用化に向け早期に交渉を開始することを明らかにしました。また、警視庁へのテロ対策専門の組織新設や、三宅島への島民滞在用クリーンハウス設置を緊急課題として取り組む決意を述べました。この後、名誉都民選定に関する人事案1件が同意されました。

 所信表明を受け、各会派の議員17人により9月25日に代表質問、翌26日に一般質問が行われ、都立母子保健院の廃止をはじめ都政に対する知事の姿勢をただしました。

 9月30日には老人医療費助成に関する条例案など2件の議決と、織田拓郎議員から東京都議会海外調査団の報告が行われました。

 最終日には冒頭、知事による訪米報告の後、残りの議案の議決を行い、閉会しました。

 今定例会では、知事提出議案28件、人事案3件と、議員提出の条例案2件、意見書5件を議決しました。また、今定例会に併せ、東京都議会開設60年記念行事を行いました。

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