福祉・医療を総合的に拡充せよ
百年の計としての都市計画を

大山 とも子(日本共産党)

福祉と医療
〔1〕3年前と比べ福祉・医療の予算を減らしたのは、12都道府県で東京だけ。拡充を。〔2〕「福祉改革」の名でおきている特養老人ホームのサービス低下をどう考えるのか。〔3〕認証保育所の指導検査基準を早急に示せ。〔4〕母子保健院の一方的な医療機能縮小はおこなわず、世田谷区との十分な協議を。
知事 〔1〕見直すべき事業は見直し、必要な施策には財源を集中投入し、改革を進めていく。〔2〕介護保険前の補助は廃止した。画一的行事の見直しをサービス低下とするのは間違い。
福祉局長 〔3〕指導検査基準を整備する。
病院経営本部長 〔4〕医療機能の段階的縮小をおこなう。区とは引き続き協議する。
都市再生
〔1〕「都市再生」について財政面からの検討が必要。〔2〕センターコア内の同時的な再開発は環境基本計画と逆行する。
知事 〔1〕首都圏の活力を復元するための不可欠な取組である。〔2〕都市再生においても、環境に配慮した都市づくりを進める。
環境アセスメント
〔1〕なぜ都市再生緊急整備地域に計画段階アセスを適用しないのか。〔2〕手続期間の短縮やビルの高さの緩和など骨抜きの改定で、環境との共生は成り立つのか。
知事 〔2〕新しい時代の都市環境を形成したい。
環境局長 〔1〕計画段階アセスは都の大規模公共事業が対象。着実な運用を図る。
迷惑防止条例
取り下げるべき。正当な活動への規制がおこなわれてはならない。
知事 労働運動、抗議行動、マスコミなどの活動を恣意的に規制することは全くない。
有事法案と非核三原則
〔1〕有事三法案の見解を伺う。〔2〕知事は官房長官に非核三原則見直しの論文を送り激励したが、立場を改めよ。
知事 〔1〕有事の際には、無条件で協力する。〔2〕過去の事例を踏まえて現在の時点で正確に主張してもらいたいということで激励した。
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