首都再生と都民要望に応えた予算

三宅茂樹(自民党)

 わが党は、平成14年度の都予算が、都税収入の大幅な減少の中で、グローバル化した時代の流れを的確にとらえ、国の首都再生に歩調を合わせて取り組んでいること、都民福祉向上のための重要課題に重点的に配分していることなど、都民要望に正面から応えた予算として評価しております。

 歳入については、将来の都税収入に期待を寄せることが難しい状況下で、今後、都債の大量償還期を迎えることから、引き続き都債発行の抑制に努め、適切な活用を求めます。

 歳出については、首都再生に向けて、交通渋滞解消のための鉄道連続立体交差の整備、多摩南北道路の整備、りんかい線の延伸や常磐新線などの公共交通網の整備などを求めます。

 中小企業対策としては制度融資の充実や商店街活性化対策、低公害車の導入やディーゼル車規制などの環境対策、地域での生活が続けられるよう福祉インフラ整備、二四時間安心出来る保健・医療対策の充実などを求めます。

ページ先頭に戻る