憲法と平和、そして
暮らしを守る都政へ全力

日本共産党幹事長 木村陽治

 昨年は人類社会へのあらたな脅威としてのテロと、これに対する報復戦争に暮れた年でした。

 今年はテロも戦争もない世界の実現をめざして、憲法9条をもつ日本から、平和と理性の声を発信するだいじな年です。日本共産党は、憲法をふみにじり、自衛隊を海外に派兵するという逆流に抗して、憲法と平和を守るために全力をつくす決意です。

 さて、都政が、なによりも都民の暮らしを守るために、持てるちからの限りをつくす、という自治体本来の立場にたつことが、今年ほど問われる年はないと思います。

 ところが、石原都政は、首都圏レベルの巨大開発計画を都政の最重点にするために、都民の暮らし・福祉をきりすてる、というさかだちした方向を強めようとしています。

 しかしこうしたやり方は都民との矛盾を深刻なものにします。現に都立病院の統廃合には全都域から反対の声がひろがっています。

 日本共産党は都民の皆さんと力を合わせ、福祉・医療施策のきりすてに反対するとともに、すでにきりすてられた福祉事業の復活をはじめ、雇用問題の解決、中小企業支援など都民の暮らしを守るために全力をあげます。

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