変革に向け、大胆に行動し、
活力と魅力ある東京をつくる

公明党幹事長 石井 義修

 今年の最大の課題は景気・雇用対策です。中国などに生産拠点が移転し、東京の製造業はピンチです。メイドインTOKYOのモノづくり支援のため、産業構造の根本的改革、失業者の訓練・再雇用に全力で取り組みます。

 また、景気対策と都市再生を図るため、防災都市づくり、鉄道踏切立体化、電線の地中化、外かく環状道路や多摩の南北道路整備、羽田空港再拡張、福祉のまちづくりを強力に進めます。首都移転は断固反対です。

 福祉対策として、保育サービスの拡充など、子育て支援、障害者の親亡き後の支援、痴呆性高齢者支援を拡大します。特に、元気高齢者倍増作戦を展開し、働く意欲のある高齢者の就職拡大や健康づくりを積極的に進めます。

 環境対策は、地球温暖化防止に向けた、省エネ・クリーンエネルギー開発を促進し、地熱発電、風力発電を進めます。また、大規模な都心部の緑化、屋上緑化を実現します。武蔵野の自然と、さと山を積極的に守るとともに、多摩を世界に誇れる森林都市にします。

 教育対策は、児童生徒の個性を伸ばす学校改革を進め、児童虐待、登校拒否、いじめ対策をきめ細かく進めます。

 現在、東京も日本も例外なく、機能不全に陥っています。状況の変化を正しく認識し、大胆に行動することが求められています。公明党は、国際競争に打ち勝つ活力と魅力ある東京をつくるため、今年も奮闘します。

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