議会改革検討委員会速記録第十一号

令和三年六月一日(火曜日)
第十四委員会室
午後二時三十六分開議
出席委員 十一名
委員長 伊藤 ゆう君
    鈴木 邦和君
    田の上 いくこ君
    小山 くにひこ君
    吉原  修君
    三宅 正彦君
    上野 和彦君
    小林 健二君
    大山 とも子君
    和泉 なおみ君
    宮瀬 英治君

    欠席委員 一名

本日の会議に付した事件
委員会の運営について
議長への報告について
その他

〇伊藤委員長 ただいまから議会改革検討委員会を開会いたします。
 初めに、本日の委員会の一般傍聴人の員数についてお諮りいたします。
 一般傍聴人の員数は四名にいたしたいと思いますが、いかがでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

〇伊藤委員長 ご異議なしと認め、そのようにさせていただきます。

〇伊藤委員長 次に、委員の辞任及び選任について申し上げます。
 議長から、令和二年二月二十一日付をもって、清水ひで子委員の辞任を許可し、新たに和泉 なおみ委員を選任、令和二年四月十日付をもって、小磯 善彦委員の辞任を許可し、新たに小林 健二委員を選任、令和二年八月二十八日付をもって、滝田 やすひこ委員の辞任を許可し、新たに小山 くにひこ委員を選任した旨の通知がありましたので、ご報告いたします。
 この際、新任の委員を紹介いたします。
 和泉 なおみ委員。

〇和泉委員 よろしくお願いします。

〇伊藤委員長 小林 健二委員。

〇小林委員 よろしくお願いいたします。

〇伊藤委員長 小山 くにひこ委員。

〇小山委員 よろしくお願いいたします。

〇伊藤委員長 次に、座席についてお諮りいたします。
 座席は、ただいまご着席のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

〇伊藤委員長 ご異議なしと認め、そのようにさせていただきます。

〇伊藤委員長 次に、議長への報告についてご協議いただきます。
 本委員会は、これまで三回の議長報告を実施いたしました。
 本委員会の設置期間は、議員任期満了の日を限度としており、残りわずかとなったため、前回の議長報告以降の検討経緯について、議長へ報告いたしたいと考えております。
 お手元の資料、第二十期議会改革検討委員会検討経緯について(案)をごらんください。
 1、検討中の事項として、議会基本条例について、有識者ヒアリングを二回実施し、それぞれ江藤俊昭山梨学院大学教授、吉田利宏元衆議院法制局参事をお招きし、ご講演いただいたこと、また、アドバイザーを委嘱した吉田氏を含めた意見交換を実施したことなど、これまでの経緯を記載しております。
 吉田氏との意見交換の内容については、次のページの資料1、議会基本条例に関するアドバイザーとの意見交換についてに記載いたしておりますので、ごらんください。
 本委員会のアドバイザーとして吉田氏をお迎えし、議会改革検討委員会打合会にて、計四回の委員との意見交換を実施しました。
 意見交換の主な内容ですが、議会基本条例の基本的な性格について、議会が自発的に定める任意的な条例であること、また、議会や議員の役割、住民と議会との関係、議会運営の方針、議会改革などを定めるものであることを確認いたしました。
 議会基本条例の制定の意義について、対議会内の意義は、議会改革を後戻りさせないこと、対執行機関の意義は、執行機関と交渉していく際の後ろ盾になること、対市民の意義は、議会として果たす役割を住民に約束することなどのご意見をいただいたほか、大規模議会としての議会基本条例の課題について、住民の声を聞く難しさ、まずは提供する情報の質や量を高めること、都議会が議会基本条例を制定する場合、網羅的でボリュームあるものにならざるを得ないため、どうアクセントをつけるか、制定の理由についても、都議会の実情に応じた必要性が重要であるとのご指摘をいただきました。
 議会基本条例制定に係る議論の進め方については、都議会にふさわしいストーリーが必要であり、そのキーワードとして、議事機関、議決責任、多様性が考えられることなどが意見として出されました。
 これらの内容を、吉田氏と委員の皆様との間で交わされた主な意見として記載させていただきました。
 次のページ、参考資料、議会改革検討委員会経緯をごらんください。
 この四年間で、委員会は、本日を含め十一回、打合会は二十回行ってまいりましたが、資料には、参考として、前回議長報告以降の委員会、打合会の開催経緯を記載しております。
 資料の説明は以上です。
 本資料のとおり、議長へ報告したいと思いますが、いかがでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

〇伊藤委員長 ご異議なしと認め、そのようにさせていただきます。
 以上で本日の議事は全て終わりました。

〇伊藤委員長 今後の委員会についてですが、要綱上、議員任期満了の日までが本委員会の設置期間となりますので、ご了承ください。
 ほかに何かご発言がありますでしょうか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

〇伊藤委員長 発言がなければ、この際、私から一言ご挨拶を申し上げたいと思います。
 本委員会の運営におきましては、各会派の委員の皆様を初め、議会局の皆様、有識者の先生方、とりわけ元衆議院法制局参事の吉田先生には、大変なご協力、ご尽力をいただきまして、まことにありがとうございました。改めて皆様方に心から御礼を申し上げます。
 皆様方とのご議論を経て、委員会として、多くの改革の成果を上げることができたと考えております。
 検討を重ねてまいりました議会基本条例についても、今後、より一層議論が深まることを期待いたしまして、私からの挨拶とさせていただきます。お疲れさまでございました。
 以上をもちまして本日の議会改革検討委員会を閉会いたします。
   午後二時四十二分散会

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