国際オリンピック委員会へ提案する2020年東京大会の追加種目決定を受けての議長コメント

 本日、東京2020大会組織委員会は、国際オリンピック委員会(IOC)へ提案する東京2020オリンピック競技大会の追加種目として、野球・ソフトボール、空手、スケートボード、スポーツクライミング及びサーフィンの5競技を決定しました。

 これまで、東京都議会は、全会一致で、野球・ソフトボールと空手道の競技実施を求める意見書及び決議を採択し、文部科学省や組織委員会など、関係各機関に、要請を行ってきました。

 本日の決定を受け、改めて、野球・ソフトボール、空手道を追加種目とするために応援いただいた、すべての皆様に心から感謝申し上げます。

 日本人に馴染みの深い野球・ソフトボールと空手道がオリンピック競技に選ばれ、日本代表選手が、世界中の人々の注目を集める競技舞台で活躍することは、我々国民に大きな感動と夢を与えるものとなります。とりわけ、東日本大震災から復興を遂げた被災地の人々の心に力強いエールを送ることになると思います。さらには、野球・ソフトボールと空手道の持つ魅力を、世界中に広めることにもつながり、競技の一層の普及発展のために意義深いことであります。

 2016年8月にリオ・デ・ジャネイロで開催される第129次IOC総会に向け、野球・ソフトボール、空手道をはじめ、5競技の実施が最終決定されるよう、引き続き、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

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