東京都議会は、東京都とソウル特別市との友好都市提携の一環として、ソウル特別市議会との間において、相互に友好代表団を派遣するなど、様々な交流を行っています。
今年度は、ソウル特別市議会友好代表団(団長;金軫洙(キム・ジンス)ソウル特別市議会議員)12名(随行3名含む。)が東京都議会議長の招聘により、1月25日から28日までの4日間の日程で東京都を訪問しました。ソウル特別市議会友好代表団の東京訪問は今回で13回目となります。
1月26日(火曜日)午前、友好代表団の皆様をお迎えし、都議会議事堂内の特別応接室において、川井 しげお議長、小磯 善彦副議長をはじめ、都議会各会派の代表者が出席して、歓迎式典を開催しました。
式典では、川井 しげお議長が都議会を代表して歓迎の挨拶を行い、金軫洙(キム・ジンス)団長からの答礼の挨拶、意見交換を行った後、記念品交換と記念撮影を行いました。
都議会議事堂内の本会議場や第15委員会室における視察では、都議会のしくみや活動状況などについて紹介し、本会議や委員会運営について意見交換を行いました。
友好代表団一行は、交通管制センター、品川区立荏原特別養護老人ホーム、東京ドーム、東京スカイツリーなどを訪問し、交通、福祉、観光政策などに関する視察を行いました。
警視庁の交通管制センターでは、渋滞を細かく分析して緩和させる方法などについて、視察を行いました。実際に刻々と変わる情報を見ながら、活発な質疑応答が交わされました。
品川区立荏原特別養護老人ホームでは、区が取り組む福祉行政について、韓国とは手法が異なっているため、非常に熱心に質疑を行っていました。
東京ドームでは、新たにソウル特別市でドーム球場を運営することになったため、その運営方法などに関して活発な質疑が行われました。また、東京スカイツリーでは、建設までの経緯(誘致に対する住民の理解や周辺住民との交流など)に関する職員の説明に耳を傾けていました。
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