ソウル特別市議会友好代表団が東京都を訪問

 東京都議会は、東京都とソウル特別市との友好都市提携の一環として、ソウル特別市議会との間において、相互に友好代表団を派遣するなど、様々な交流を行っています。

 今年度は、ソウル特別市議会友好代表団(団長;金軫洙(キム・ジンス)ソウル特別市議会議員)10名(随行3名含む。)が東京都議会議長の招聘により、6月12日から14日までの3日間の日程で東京都を訪問しました。ソウル特別市議会友好代表団の東京訪問は今回で12回目となります。

東京都議会表敬

 6月12日(木曜日)午後、友好代表団の皆様をお迎えし、都議会議事堂内の特別応接室において、吉野 利明議長、藤井 一副議長をはじめ、都議会各会派の代表者が出席して、歓迎式典を開催しました。

 式典では、吉野 利明議長が都議会を代表して歓迎の挨拶を行い、金軫洙(キム・ジンス)団長からの答礼の挨拶、意見交換を行った後、記念品交換と記念撮影を行いました。

庁舎視察

 都議会議事堂内の本会議場や第15委員会室における視察では、都議会のしくみや活動状況などについて紹介し、本会議や委員会運営について意見交換を行いました。

都内視察

 友好代表団一行は、神田川・環状七号線地下調節池善福寺川取水施設、東京都立産業技術研究センター、本所防災館などを訪問し、防災対策、産業振興などに関する視察を行いました。

 神田川・環状七号線地下調節池善福寺川取水施設では、河川の水位が上昇した際に河川から水を取り込む取水施設と、水位が下がるまでの間貯水をしておく地下調節池について、視察を行いました。

 一行は、内径12.5メートル、全長約4.5キロメートルにも及ぶスケールの大きさに感銘を受けられるとともに、ソウル特別市においても洪水対策は課題となっているとのことから、活発な質疑応答が交わされました。

 東京都立産業技術研究センターでは、中小企業への技術支援のために行われている様々な分野の研究の様子について、視察を行いました。先進的な設備を用いて行われている様々な研究に大変関心を持たれた様子で、熱心に視察を行っていました。

 本所防災館は、地震・火災・暴風雨など様々な災害を模擬体験できる施設です。一行は、災害の恐ろしさやとるべき行動などを体感的に学習できる点を高く評価され、各施設において積極的に体験をされるとともに、災害に関する職員の説明に耳を傾けていらっしゃいました。

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