ソウル特別市議会友好代表団が東京都を訪問

 東京都議会は、東京都とソウル特別市との友好都市提携の一環として、ソウル特別市議会との間において、相互に友好代表団を派遣するなど、様々な交流を行っています。

 今年度は、ソウル特別市議会友好代表団(団長;金軫洙(キム ジンス)ソウル特別市議会議員)15名(随行3名含む。)が東京都議会議長の招聘により、5月16日から19日までの4日間の日程で東京都を訪問しました。ソウル特別市議会友好代表団の東京訪問は今回で11回目となります。

東京都議会表敬

 5月16日(水曜日)午後、友好代表団の皆様をお迎えし、都議会議事堂内の特別応接室において、中村 明彦議長、ともとし 春久副議長をはじめ、都議会各会派の代表者が出席して、歓迎式典を開催しました。

 式典では、中村 明彦議長が都議会を代表して歓迎の挨拶を行い、金軫洙(キム ジンス)団長からの答礼の挨拶、記念品交換の後、意見交換や記念撮影などを行いました。

庁舎視察

 都議会議事堂内の本会議場や第15委員会室における視察では、都議会のしくみや活動状況などについて紹介し、本会議や委員会運営について意見交換を行いました。

都内視察

 友好代表団一行は、墨田区役所、新宿地域冷暖房センターを訪問し、環境・防災対策、エネルギー供給事業について視察を行いました。

 墨田区役所では、雨水利用による防災対策や洪水対策などについて、説明を受けました。

 この事業は、雨水を植木散水用や防災用水などに利用するシステムを構築し、区民や事業者と一帯となった取組を行っており、ソウル特別市でも注目している事業ということから、強い興味を示され、活発な質疑応答が行われました。

 新宿地域冷暖房センターでは、新宿新都心地区の冷暖房を一手に担っているエネルギー供給事業や設備などについて、説明を受けました。

 この事業では、一つのエネルギープラントで効率的な供給を行っており、ソウル特別市においても、様々なエネルギー供給事業が進められていることから、熱心な質疑応答が行われました。

ページ先頭に戻る