ソウル特別市議会友好代表団が東京都を訪問

 東京都議会は、東京都とソウル特別市との姉妹友好都市提携の一環として、ソウル特別市議会との間において、相互に友好代表団を派遣するなど、様々な交流を行っています。

 今年度は、ソウル特別市議会友好代表団(団長;陳斗生(チン・ドゥセン)ソウル特別市議会副議長)9名(随行3名含む。)が東京都議会議長の招聘により、10月27日から30日までの4日間の日程で東京都を訪問しました。ソウル特別市議会友好代表団の東京訪問は今回で10回目となります。

東京都議会表敬

 10月27日(水曜日)午後、友好代表団の皆様をお迎えし、都議会議事堂内の特別応接室において、和田 宗春議長、鈴木 貫太郎副議長をはじめ、都議会各会派の代表者が出席して、歓迎式典を開催しました。

 式典では、和田 宗春議長が都議会を代表して歓迎の挨拶を行い、陳斗生(チン・ドゥセン)団長からの答礼の挨拶、記念品交換の後、意見交換や記念撮影などを行いました。

庁舎視察

 都議会議事堂内や東京都防災センターをご案内し、都議会のしくみと活動状況や東京都の防災システムなどについて紹介しました。

 都議会議事堂では、本会議場や第15委員会室を視察し、本会議や委員会運営について意見交換を行いました。

 東京都防災センターでは、DVDの視聴や説明により、東京都の防災対策やシステムについて紹介しました。ソウル特別市においても大規模な災害についての関心が高く、非常に熱心に質問をしていました。

都内視察

 友好代表団一行は、森ケ崎水再生センター、東京都廃棄物埋立処分場を訪問しました。森ケ崎水再生センターでは、バイオマス発電による常用発電事業や小水力発電事業について、東京都廃棄物埋立処分場では、ゴミの最終処分や、風力発電、太陽光発電などについて、それぞれ説明を受けました。

 再生可能エネルギーの利用はソウル特別市が抱える課題の一つであり、さまざまな角度から質問をしていました。

 また、東京都江戸東京博物館を訪問し、ボランティアガイドの案内により、江戸・東京の歴史や文化などの説明を受けながら、館内を視察しました。江戸文化について、多く質問をするなど、深い興味を示していました。

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