北京市人民代表大会友好代表団が東京都を訪問

 東京都議会は、東京都と北京市との姉妹友好都市提携の一環として、北京市人民代表大会との間において、相互に友好代表団を派遣するなど、様々な交流を行っています。

 今年度は、北京市人民代表大会友好代表団(団長;杜徳印(ト・トクイン)北京市人民代表大会常務委員会主任)15名(随行1名含む。)が東京都議会議長の招聘により、6月22日から28日までの7日間の日程で東京都を訪問しました。

 両都市の姉妹友好都市提携は、昭和54年(1979年)の締結から31年目を迎え、北京市人民代表大会友好代表団の東京訪問は今回で14回目となります。また、姉妹友好都市提携30周年を記念して、友好代表団の訪問に合わせ6月22日から24日まで写真展を開催しました。

東京都議会表敬

 6月22日(火曜日)午後、友好代表団の皆様をお迎えし、都議会議事堂内の特別応接室において、和田 宗春議長、鈴木 貫太郎副議長をはじめ、都議会各会派の代表者及び日中友好議員連盟の会長が出席して、歓迎式典を開催しました。

 式典では、和田 宗春議長が都議会を代表して歓迎の挨拶を行い、杜徳印(ト・トクイン)団長からの答礼の挨拶、記念品交換の後、意見交換や記念撮影などを行いました。

写真展

 都議会議事堂の都政ギャラリーにおいて、両都市の姉妹友好都市提携からこれまでの30年に及ぶ友好交流事業を写真で紹介し、都民にも公開しました。

庁舎視察

 都議会議事堂内や東京都防災センターをご案内し、都議会のしくみと活動状況や東京都の防災システムなどについて紹介しました。

 都議会議事堂では、本会議場や第15委員会室を視察し、本会議や委員会運営について意見交換を行いました。

 東京都防災センターでは、DVD(中国語版)の視聴や説明、また指令情報室の視察などにより、東京都の防災対策やシステムについて紹介しました。中国では大規模地震が続いていることもあり、非常に熱心に質問をしていました。

都内視察

 友好代表団一行は、東京都江戸東京博物館を訪問し、ボランティアガイドの案内により、江戸・東京の歴史や文化などの説明を受けながら、館内を視察しました。江戸文化について、深い興味を示していました。

 また、品川清掃工場と東京熱供給株式会社八潮支社を訪問し、ゴミ処理場のダイオキシン対策やゴミの分別方法、ゴミ処理のエネルギー利用などについて説明を受けました。ゴミ処理問題は北京市が抱える課題の一つであり、さまざまな角度から質問をしていました。

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